『キングオブコントの会2022』から聴こえてきたCAPTAIN HEDGE HOG(キャプテン・ヘッジ・ホッグ)のオープニング曲
仕事が忙しくて、イライラして、疲れて、妻と口喧嘩になって、悶々とした土曜の夜。
テレビをつけたら『キングオブコントの会2022』が放送していて、ぼーっと眺めていたら懐かしい曲が流れてきた。
声に特徴があるからすぐにわかる。
CAPTAIN HEDGE HOGだ。曲名は『OUT OF CONTROL』。
3ピースのポップ・パンクのバンドで、メロコアブームだった1990年代後半に若者から人気を博していた。
ブーム最盛期に学生だった自分は、漏れなくCAPTAIN HEDGE HOGにハマっていて、(CAPTAIN HEDGE HOGと)一緒にツアーを回っていたSHORT CIRCUITなどのバンドと一緒によく聴いたものだ。
と言っても、『OUT OF CONTROL』を聴いて盛り上がるのは、おそらく自分と同世代のごく一部の人だけだろう。世間一般に有名な曲とはほど遠い。
選曲したスタッフも同世代なのだろうか。遊び心だったのか、狙いはわからないが、オープニング曲とは言え、人気のゴールデン番組にもよく使ったものだ。
でも、嬉しかった。たとえ多くの人に響かないとしても自分にはガンガン響いた。悶々とした夜に、溜まりまくったストレスから解放される気がした。
『OUT OF CONTROL』を選曲したスタッフには「Good job!」と言ってやりたい。
『BEFORE I KNOW』もカッコイイよ。
おわり
RIZEの『heiwa』を聴いて、僕らは『平和』について真剣に考えなくてはならない時代に突入してしまったと感じた
平和を唄った曲はたくさんあるんだろうけど、僕はそれほど多く知らない。
ここ最近は毎日のようにロシアがウクライナへ侵攻するニュースを見ている。嫌でも平和について考えてしまうとき、最初に思い出したのはこのアルバムだった。
『SONGS FOR TIBET FROM JAPAN』
今より約13年前の2009年3月。ハイスタの難波氏の呼びかけによって生まれたチベットの自由と平和を支援するベネフィットコンピレーションアルバムだ。
前年に世界でリリースされた『SONG FOR TIBET-THE ART OF PEACE』の日本版である。
新疆ウイグル自治区など、近年になって世界の人権問題は当たり前に意識される問題になった。でも、当時はまだ自分を含め多くの日本人にその意識は足りなかった。
アルバムの中にはストレートに「平和」を唄った曲がある。
RIZE『heiwa』
歌詞には戦争に対する平和への願いが綴られているわけではないが、「ヘイワ」という言葉だけですべてつながってしまう気がする。
RIZEはメンバー3人の内、ボーカル・ギターのJESSEとベースのkenkenが2019年に大麻の所持で逮捕された。逮捕直前、JESSEがThe BONEZのライブで娘への愛を熱く語るMCを見ていただけに、ファンならずともショックというか悔しさみたいものを感じていた。
以降、RIZEやThe BONEZの曲を聴く気になれなかったが、先日『heiwa』のスタジオライブを公開している動画を偶然見つけると、久しぶりに聴きたくなってしまった。
これからまた平和を唄った曲は増えていくのだろう。それは必要なことだろうが、必要としない世界の方が本当は正しいのだ。
望む望まないに限らず、僕らは「平和」について真剣に考えなくてはならない時代に突入してしまった。
そういうことなんだろう。
おわり
足下に生えてきた春
長い間、更新できていなかったので、たまにはサブブログから【はてなスマホ写真部】の記事を投稿したいと思います。
2022年3月のテーマは「足元の写真をスマホに収めました」です。
teawase-brog430.hatenablog.com
今回のテーマは同じく部員のほし氏 (id:star-watch0705)さんが提案してくださいました。
3月5日は「啓蟄」と言って、冬ごもりしていた虫が土から這い出てくる時期なんだそうです。すなわち、足下から徐々に春めいてくる時期であることを表しているわけですね。
被写体を探していると、娘が早速ちょうど良いものを見つけてくれました。
少しわかりにくいですが、ツクシです。
近所の土手を散歩していたときに、娘がしゃがみこんで何やらゴソゴソし始めたので、足下を覗き込んでみるとツクシが所々に生えていました。
ちなみにツクシって、そもそも何の植物か知っていますか?スギナの胞子茎だそうです。
地下茎から地上へ出る胞子茎と栄養茎に分かれていて、栄養茎をスギナ、胞子茎をツクシ(土筆)と呼ぶそうです。
(こちらがスギナ※「photoAC」より)
(声を掛けると、いっぱい手渡されてしまいました 汗)
花粉症で外に少し出るだけでもツラい季節ですが、春らしいものを見つけて、心が優しい気分になれました。
ツクシの写真が、僕の「足元の写真をスマホに収めました」の答えです。
そう言えば、5月は僕がテーマを決める順番です。4月の中旬ごろにはテーマを発表させていただく予定ですので、どうぞよろしくお願いします。
それでは、皆さんの春もお待ちしております。
P.S
本ブログでは訳あって、まとめ記事みたないことをしばらく書く予定です。遠慮なくスルーいただいて構わないことをここにお知らせしておきます。
おわり
『ALMA』
世界にきな臭い雰囲気が漂ってきました。こんなときはどんな風に思えばいいんでしょうか。何もできないことはわかっているのですが、色々と考えてしまいます。
さて、サブブログを開設してから今日で10日ほど経ちました。これと言った手応えはまだ感じていませんが、せっかく始めたことですので、ボチボチ続けていければと思っています。
読者登録してくださった方は本当にありがとうございました。何度もコメントをくださる方もいらっしゃって嬉しい限りですが、同時に申し訳ないような気持ちもあります。ちょこちょこ更新しているので、くれぐれも無理のない範囲で応援してくだされば幸いです。
特に意味はないんですが、何となく今日で一区切りを付けい気持ちになりました。しばらく放置していた本ブログにそろそろ手をつけていきたいと思います。
つまらないことを書いてすいません。今日はそれだけです。
話は戻りますが、杞憂に終わることを祈っています。
『ALMA』
奇跡を知る為に誰もが 此処で出会ったのだろう
平和の名の下に 哀しみを生む為ではないだろう?
きっとそうだろう?
作詞:オオキノブオ 作曲:ACIDMAN
岡崎体育『MUSIC VIDEO』
岡崎体育は男性シンガーソングライター。本名は岡 亮聡(おか あきとし)。ソニー系の大手音楽事務所に所属しているアーティストだ。
最近はTBS系の日曜ドラマ『DCU』にも出演し、「あ、あの人か!?」と思い出す人もいるかもしれない。
岡崎体育、17kg減量成功も10kgリバウンドで学んだこと「笑い事じゃない」横浜流星のストイックぶりも明かす#DCU @DCU_japan @okazaki_taiiku
— モデルプレス (@modelpress) January 30, 2022
▼写真・インタビュー記事はこちらhttps://t.co/gcTOTpu8QV
音楽だけでなく、ドラマやバラエティなどでマルチな才能を見せつける岡崎体育。一見するとどこにでもいそうな男が一躍有名になった裏には『MUSIC VIDEO』という作品がある。
ミュージックビデオのあるあるを詰め込んだ動画は作品自体の面白さに加え、たった一人で編集したという熱量とクオリティの高さが同業者にもウケ、大きな話題を呼んだ。
そんな『MUSIC VIDEO』の最後に、「ハイ、カットと言ってからお疲れさまでしたところはまだ使っているんでしょ!?」「そういうミュージックビデオ、ようあるんすわ~」と岡崎本人が語りかけるシーンがある。
なぜ今、岡崎体育の話題を持ち出したかと言うと、その最後のシーンを彷彿させる出来事に出くわしたからだ。
先日、社内で代表者が全社員に向けてライブ配信を行ったときのこと。話を終えたタイミングで配信が完了したと勘違いしてしまい、リラックスして周りと談笑する様子がしばらくの間、映し出されてしまったのだ。
NGワードこそ発せられなかったものの、リアルな様子がかえって演技している感を醸し出していて、ついミュージックビデオのシーンに重ね合わせてしまった。
この程度の失敗はリモート会議なんかでは珍しくないが、ライブ配信になると視聴者が多い分、何かあったときのダメージは大きい。
以前もライブ配信中にカメラを切るのを忘れてYシャツを脱ぎ始めてしまう男性を見たことがある。万が一にも女性だったら放送事故になるところだ。
これからもこうしたツールを使い続けていく以上、いつか自分も似たような失敗をすることは否定できない。さっさとメタバースに移行した方が意外に安心かもしれない。まぁ、メタには全然気乗りしないけど。
リモートのあるあるを集めて動画を作ったところで、『MUSIC VIDEO』みたいな奇跡の作品はきっとできないんだろう。
一進一退の攻防 KAO OK
平和の祭典の裏側で、NATOとロシアがウクライナをめぐり一進一退の攻防を繰り返している。今回の攻防は長期化する恐れがあり、ロシアが西ヨーロッパとの冷戦関係に変化の兆しを与えたとする専門家のコメントにドキッとさせられた。
「戦争を望んでいない」と言う指導者たちの言葉を信じたい。世界の秩序が乱れるようなことは決して起きてはならない。
他方、不謹慎ではあるが、万が一にも有事が起きてしまえば、日本に暮らす私たちの生活にも大きな影響を与える。
LNGの高騰によって、電気やガスの料金が上がることは想像に容易い。しかし、あまり気づかれていないところでは、小麦などの食料品が今よりさらに高騰する懸念がある。
ロシアは世界最大の小麦輸出国であり、ウクライナも小麦やトウモロコシなどの幅広い農産物を輸出している。穀物の相場はトウモロコシの価格が上昇すれば、代替品の大豆も釣られて価格が上昇する仕組みだ。多くの食品に値上げの波が襲ってくることを理解しておかなくてはならない。
国内に目をやると、日用品最大手の花王と神奈川を地盤とするスーパー・オーケーが商品の値上げをめぐって攻防を見せている。
低価格が売りのオーケーが花王からの値上げに反発し、商品の取り扱いを約3割カットした。
ニュースにも取り上げられたため、すぐ次の日には「顧客の要望に応じて取り扱いの再会を検討する」とのリリースがあったが、コメント欄では原材料の高騰に苦しむメーカーに理解を示す声と、安さを維持するために徹底した姿勢を貫くオーケーを支持する声で、さながら場外乱闘を見せていた。
今回のウクライナをめぐる攻防が、メーカーと小売の攻防をさらに加熱させてしまうことになるのか。そんなことにはなって欲しくないが、ウクライナに暮らす人々が抱えているリスクを考えれば、ちっぽけな問題に過ぎないのだろう。